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宗樹舎生の大学合格実例

2025年度


2025年度 合格実例


一橋大学に合格したS君
合格おめでとう!

うちの塾の生徒のS君が、一橋大学に合格しました!彼の合格は、彼のユニークな学習スタイルと、それを最大限に引き出す当塾のサポートが実を結んだ結果だと思います。
 

幼い頃からの長い付き合い!「無駄嫌い」の効率派が、主要3教科で安定の高評価!

 

彼と僕たちの塾での付き合いは、けっこう長いです。彼がまだ小学生だった頃から、この塾に通ってくれていました。中学、高校と成長していく中で、彼がどれだけ、自分の成長を感じながら学習を続けてきたか、僕たちは一番近くで見てきました。
彼はいわゆる「ザ・真面目」ってタイプではなかったです(笑)。どちらかというと、「いかに効率よく勉強するか」を常に考え、「作業みたいな勉強」や「無駄なこと」は徹底的に嫌う、生粋の効率主義者でした。ダラダラ勉強するのはもっと嫌い、って感じだったかな。

 

彼のすごいところは、その合理的な思考と、自分の成長を実感できるとぐんぐん伸びるという特性。そして、国語と英語、そして数学のできは、中学生の頃からずっと良かったです。主要3教科は安定して高得点を取っていたから、高校に入ってからも、特にこれらの科目で苦労する姿はあまり見なかったです。高校2年生になったとき、特に「この大学に行きたい!」という具体的な目標がありませんでした。ただ、目の前の勉強を効率よくこなしていくのが得意でした。
特に印象的だったのは、定期テストの賢い乗り切り方です。彼は、私が作成した「テストに出る問題」を徹底的に活用して、授業で言われたポイントと合わせ、効率よく対策していました。そのおかげで、高校生活を通じて評定平均はほぼ5に近い状態を維持していました。これは、目標が定まっていない高校1年生や2年生の時点から、受験に繋がる「勉強の基礎体力」を着実に築いていた、まさに彼の効率重視の賜物です。

 

理科は「そこそこ」でOK!戦略的な割り切りが功を奏した!

 

主要教科はバッチリだった彼ですが、正直なところ、理科はやや苦手というか、あまり好きではなかったみたいです(笑)。でも、そこも彼らしい効率重視で、割り切っていました。一橋大学の入試科目や配点をしっかり把握して、「理科は最低限、これだけやっておけば大丈夫!」というラインを見極めて、そこに集中して取り組んでいました。苦手なものを無理に完璧にしようとせず、全体的なバランスを見て合格ラインをクリアする戦略は、まさに彼の効率重視の真骨頂でした。当塾では、このように生徒一人ひとりの特性や志望校の傾向に合わせて、「どこに力を入れるべきか」「どこは割り切っていいか」を一緒に見極める指導を大切にしています。

高3直前に「データサイエンス」と出会った!そして「難関大」に挑む!保護者の方の提案と、彼の直感が合致した瞬間!

 

具体的な大学目標がなかった彼が、高校3年生になる前の春先に、転機が訪れました。まえまえからですが、当塾で保護者と生徒と三者面談を行っています。そのときに進路の話になっていき、保護者の方から「データサイエンスなんてどうだ?」という提案がありました。データサイエンス学部の卒業生は、今の企業が喉から手が出るほど欲しがっている人材です。
彼は、その可能性を保護者の方の提案を通して知り、新しい分野に飛び込むことに躊躇しませんでした。そして、データサイエンスを学べる大学を調べていく中で、文系と理系の両方の側面が学べて、まさに自分に合っている!と感じていました。この分野なら、彼の持ち前の効率的な思考力と、論理的な探求心、そして何より「自分の成長を感じられる」という学習スタイルが存分に活かせると思ったのでしょう。さらに、一橋大学が「難関大」であることにも惹かれていました。「どうせなら、一番難しいところにチャレンジしたい!」という、彼の効率的な思考と負けず嫌いな一面が合わさった瞬間でした。

 

本格的に受験勉強を始めた頃は「何を勉強すればいいのか」、「どう進めればいいのか」をよく相談していました。彼は無駄なことを嫌うので、常に最短ルートを探していましたね。そして、各教科の基礎力が充実してきたころには、自分で何をすればいいのかも判断できるようになっていました。それまで培ってきた効率的な学習習慣と、そして基礎学力が身についていたからこそ、目標が決まってからの伸びは本当にすごかった。そこからは、「一橋に行きたいです!」と改めて言ってくれた時も、彼は根性論ではなく、どうすれば最短ルートで合格できるかを僕たちと一緒に考えていました。

 

一橋の過去問、傾向を読んでから一気にやったよね!合格最低点の研究も怠らなかった!そして本番では想定外の事態も

 

一橋大学の二次試験の問題は、本当に頭を使わせる問題が多いです。特に論述問題は、自分の考えをしっかりまとめて、論理的に書く力が求められます。彼とは、目標が決まってから一橋の過去問にガッツリ取り組みましたが、彼なりに「この問題はこういう意図があるな」と傾向を読んでから、効率よく対策していました。彼が書いた解答を何度も添削して、どうすればもっと伝わるか、もっと論理的になるか、一緒に考えていきました。最初は苦戦していましたが、回数を重ねるごとに見違えるように良くなっていったんです。英語の長文読解やリスニングについても、本番を意識した実践的な演習を繰り返し、総合的な力をどんどんつけていきました。
そして、9月以降、12月ぐらいまでは過去問を中心に学習を進めていたんです。徹底的に傾向を分析し、自分の得意分野で確実に点を稼ぐ戦略を練っていきましたね。さらに、彼は合格最低点の研究も怠らなかった。どの科目で何点取れば合格ラインに届くのか、過去のデータから戦略を立てていたんです。

特に、一橋大学の数学は配点が高く、彼の学習のメインは数学でした。得意だったからこそ、そこで差をつけようと、過去問演習でもかなりの時間を割いていましたね。その数学の勉強では、特に二次試験で出題される整数の分野と確率・場合の数に力を入れていたんです。頻出分野を徹底的に潰すことで、得点源にしようという彼の効率的な戦略が光っていました。

そして迎えた入試本番。なんと、得意だったはずの数学の試験が、想定外の難しさだったんです。普段の過去問演習では見慣れないような、ひねりの効いた問題が多くて、彼もかなり焦ったと思います。でも、そこでパニックにならなかったのが彼のすごいところ。試験終了後、すぐに僕たち講師に「数学が難しかったです…」と連絡をくれたんです。僕も実際に問題を解いてみたのですが、確かに例年以上に難易度が高かった。だからすぐに彼に伝えたんです。「数学はみんな苦戦してるはずだから、二次試験は国語と英語と総合問題で決まるぞ!」とね。これまでの効率重視の学習で培った「割り切る力」と「冷静さ」を発揮して、解ける問題から確実に点を取り、難しい問題は深追いしない、という判断ができたんです。

 
 

不安に駆られた事もあったけど、自分なりの方法で乗り越えた!

 

受験って、本当にしんどい時もあるんですよね。模試の結果に一喜一憂したり、「本当に受かるのかな…」って不安になったり。彼も例外ではありませんでした。入試直前期は、今まで勉強してきたことと、果たして合格できるかどうかという不安が彼につきまとっていました。彼はたまに弱さを見せることもありましたが、特に友人の前ではその姿を見せたがらないタイプだったんです。でもね、彼は感情に振り回されることなく、常に冷静に自分と向き合っていました
不安な時は、僕たち講師や家族には素直に相談して、気持ちを切り替えるのが本当に上手でした。そして、彼らしいのが、「もしダメだったとしても、早稲田や慶応に行ければいいや」と、ちゃんと『抑え』を作ることで自分を納得させていたこと。そうやって、最悪のケースを想定して安心材料を作っておくことで、肩の力を抜いて、前向きな姿勢を保ち続けていました。
ただ、大学受験は、努力だけではどうにもならない「運」の要素も少なからずあります。彼の知人には、一橋大学の模試で3位という好成績を収めながらも、本番で不合格になってしまった生徒もいました。そんな現実も知っていたからこそ、彼はより冷静に、そして戦略的に受験と向き合えたのだと思います。周りの友達や家族、そして僕たち講師にも、常に感謝の気持ちを持って接してくれたことも、彼が最後まで走り抜く大きな力になったんだと思います。

合格、本当におめでとう!そして、ありがとう!

 

彼の合格は、彼自身の「絶対合格するぞ!」という強い気持ちと、効率を追求した地道な努力、そしてどんな困難にも立ち向かう粘り強さがあったからこそ掴み取れたものだと確信しています。そして、**合格発表の時、「先生のおかげです!」と言ってくれたこと。これは、僕たち講師にとって、何よりも嬉しい瞬間でした。**彼の頑張りは、これから受験に挑むたくさんの生徒たちにとって、きっと大きな希望になるはずです。
当塾では、彼のように「無駄を嫌う」「自分の成長を実感したい」という生徒さんの特性を理解し、それぞれに合った最短ルートでの学習プランを提案しています。難関大学を目指したい方、効率的な学習法を見つけたい方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちと一緒に、あなたの「合格」を掴み取りましょう!
彼の一橋大学でのこれからの活躍、心から応援しているよ!

 
学習塾宗樹舎 高校生コース
担任講師  峠 和広

担任講師紹介


学習塾宗樹舎高校生コース担任、峠和広講師の経歴など詳しくご紹介します。
 

大学合格実績


学習塾宗樹舎高校生コースの2013年からの合格実績をお見せします。